自転車による運搬
バイク便というと、その名前のとおり、バイクを使って荷物を運搬するもの、というイメージが強いかもしれません。
もちろん、バイク便における主力業務というのは、その名前である「バイク便」という名前のとおり、バイクを使って依頼者が依頼した荷物を、依頼先の場所や人まで届けることを意味します。
バイクというのは、自動車に比べてコンパクトで小回りがきくことがその特徴といえるのではないでしょうか。そのため、トラックで荷物を運ぶ通常の宅配便に比べて、信号待ちなどにかかるじかんが少なくて済む、というメリットがあるのです。
日本は街の作りがごみごみとしています。
とくに、東京や横浜といった首都圏の都市部や、あるいは大阪や名古屋といった都市では、とくにそういった意識が強いのではないでしょうか。
つまり、信号が多い日本の都市部において、車のサイズが大きければその分それだけ信号に引っかかりやすいということになり、それだけ、移動のための時間がかかってしまうということになってしまうというわけなのです。
しかし、急いでいるときにそれでは困ってしまいますよね。
そこで、バイクによって荷物を運ぶ「バイク便」というサービスがあるというわけでしょう。
バイクと同じくらい、コンパクトで小回りのきく乗り物が自転車です。
自転車といっても、シティサイクルとよばれるような、いわゆる「ままちゃり」ではなく、ロードレーサーとよばれるような、車道を走ることが難なく可能で、なおかつある程度のスピードを出すことができるタイプの自転車のことです。
自転車によるメリット
こういった自転車を使って荷物を運ぶサービスを実施しているバイク便の会社も数多くあるんですよ。
自転車といっても、このようなロードレーサー型のものは、時速30キロメートル程度は容易に出せるものです。
また、渋滞している車やバイクの間をすり抜けての移動も可能。
つまり、渋滞の多い地域では、場合によってはバイク便よりも速いというケースだってあるのです。
とくに近距離の場合には、バイクよりも自転車のほうが有利かもしれません。
それに加えて、排気ガスが出なくてエコであるなど、メリットが大きいものなのです。
近距離であれば自転車便、そして、それ以上の距離の場合にはバイク便など、賢く使い分けることが大切ですよ。