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ソクハイが導入したクレジットカード決済

ソクハイがSquareのクレジット決済を採用

株式会社ソクハイが、配送料のクレジット決済の手段としてSquare(スクエア)のサービスを導入しました。

ソクハイはその名の通り、急な荷物の配達でも短時間で即配するのが強みのバイク便のパイオニアです。
国内ではさまざまな業者がバイク便サービスを提供していますが、実はクレジットカードでの支払いに対応していないところが大半です。

そのなかで、他社に先駆けて配送料のクレジットカード払いに対応しているのがソクハイなのです。
そして、クレジットカードのIC化に対応するために、今回新たにSquare Reader(スクエア リーダー)と名付けられたカード決済システムを導入しました。

現在、都内にて100名以上のバイク便ライダーがSquare Readerを携帯して、ユーザーからの急ぎで届けてほしいけれど、手持ちの現金がない!という悩みに対応。
クレジットカード決済にて配送料を受け取っています。

わずか数センチのデバイス、セキュリティ効果も抜群

オートバイにはお客様の荷物を入れる専用ボックス以外、収納スペースがほとんどありません。
このためクレジットカードの専用端末を持ち運ぶのは、ライダーにとって大きな負担です。
しかもクレジットカードでの決済には携帯電話が必要で、面倒な専用端末と連携作業もしなければいけません。
このような不便さがネックとなって、多くのバイク便サービスではクレジットカード決済に対応していないのです。

以前はソクハイも同様でした。
決済方法は現金、または掛売りで請求書を発行して指定の支払日に支払ってもらうという手段しか採用していませんでした。
しかしバイク便の場合、忘れ物など何らかのアクシデントで急に荷物を配送しなければならないケースが多々あります。
思いがけないアクシデントで、手元に現金を持っていない人も多いのです。
そこでソクハイは、クレジットカード決済に対応すれば顧客満足度が上がると考え、2014年7月からクレジットカード決済のためのハンディ端末を導入しました。

しかしこれまでのハンディ端末では携帯電話との連携作業が煩雑で、セキュリティ効果の高いICチップが読み取れないという課題が出てきました。
そこで、今回新たに採用したのがSquare Readerです。
Square Readerはハンディ端末ではなく、わずか数センチの小さなデバイス。
手持ちのスマートフォンのヘッドフォンジャックに取り付けるだけで使えます。
ソクハイではバイク便ライダーにAndroidのスマートフォンを配布しており、Square Readerの費用は1つがわずか5,000円以下。
初期投資のコストが低く抑えられるのも大きな魅力です。

また、決済時のトラブルは現在までは皆無。
ドライバーからも以前の端末よりも簡単に決済手続きができると評判です。

紙の明細書がプリントアウトされないため、ユーザーから苦情がでるのではないかと心配していましたが、いざサービスを始めると、ユーザーからの苦情は一切なかったということです。
明細書が必要な場合はメールアドレスを入力すると、メールに明細書が送信されます。
2回目以降の利用は、メールアドレスの入力が不要なのも便利です。

セキュリティ面でも信頼できるといいます。
ソクハイで何十万円もの高額決済が遭った場合、Squareからその取引が安全かどうかの確認が来るなど、安全性の管理もしっかりと行われています。
クレジットカード情報もソクハイではなくSquare保持して管理しており、セキュリティ面はすべてSquareに任せられるとのことです。