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日本調剤が医薬品をバイク便で配達するサービスを実験

日本調剤が医薬品をバイク便で配達するサービスを実験を開始

日本調剤は全国47都道府県で調剤薬局を展開しています。
普段お世話になっている方も多い調剤薬局の一つですが、2,021年1月12日よりバイク便の業界最大手の株式会社ソクハイと手を組んで医薬品即日配達サービスの実証実験を行いました。
この実験は東京都内の19店舗で実施されており、オンライン発熱外来を受診した患者に対して配達サービスを利用し東京23区全域限定ではありますが、薬を即日配達するサービスとなっています。

実験の背景

実験の背景にあるのは新型コロナウイルス感染拡大です。
新型コロナウイルスの感染拡大によって普段なら病院に来ることができる患者も病院にくることが難しくなってしまったり、患者があまりにも急増してしまったがために待ち時間も一気に増えてしまった病院に嫌気が差し通うことを止めてしまった人もいます。
こういった様々な理由から病院には行かないでオンライン発熱外来を受診する人が急増しており、中には薬が大至急必要な容体の人でもオンライン発熱外来で受診する人が増えているのです。

そういった人達のためにより早く医薬品をお届けするために日本調剤が株式会社ソクハイと手を組んで即配サービスの実証実験を実施しました。
なお、新型コロナウイルスの感染症拡大防止にも徹底的な配慮を行っており、お届け先の玄関前等を指定して非接触での受け取りも可能な実験となっています。

実験の概要について

実際の実験の概要及び流れは以下のとおりです。
オンライン発熱外来の実施⇒発熱外来の受診結果から処方箋をFAX等で日本調剤に送信⇒処方箋に基づいた薬における服薬指導を受診した患者に行う⇒薬を配送する⇒患者が薬を受け取る⇒薬を受け取った患者が日本調剤に連絡して受け取り確認を行う
患者側がすることは、まずオンライン発熱外来を受診することで、その後は日本調剤から連絡が来るので処方された薬にまつわる服薬指導を受けてください。
その後は日本調剤から説明にあった薬の配達が行われるので、そちらを受け取った後に日本調剤に受け取ったという確認連絡をする必要があります。

この実験期間は2021年1月12日から3月31日の約3ヶ月間で、多くの人達がオンライン発熱外来をしてから薬を配達してもらう運びになりました。
即日配送可能エリアは東京23区全域だったため、限られたエリアでの対応となりましたがそれでも多くの人達がこの実験に携わることになったのです。

実験における対応店舗について

実際に実験に対応した店舗は以下のとおりです。
日本調剤 三田薬局(東京都港区)・日本調剤 用賀中央薬局(東京都世田谷区)・日本調剤 竹ノ塚薬局(東京都足立区)・日本調剤 根津薬局(東京都文京区)・日本調剤 江東薬局(東京都江東区)・日本調剤 練馬旭丘薬局(東京都練馬区)・日本調剤 旗の台薬局(東京都品川区)・日本調剤 築地薬局(東京都中央区)・日本調剤 蒲田中央薬局(東京都大田区)・日本調剤 飯田橋薬局(東京都千代田区)・日本調剤 八幡山薬局(東京都杉並区)・日本調剤 亀有薬局(東京都葛飾区)・日本調剤 葛西薬局(東京都江戸川区)・日本調剤 鷺ノ宮薬局(東京都中野区)・日本調剤 学芸大学駅前薬局(東京都目黒区)・日本調剤 ときわ台薬局(東京都板橋区)・日本調剤 落合南長崎薬局(東京都豊島区)・日本調剤 新飯田橋薬局 (東京都新宿区)・日本調剤 幡ヶ谷駅前薬局 (東京都渋谷区)