配達サービスで126cc以上のバイクを運転する場合は要注意
新型コロナウイルスによる影響で外出が難しくなってしまった世の中でも、飛躍的に需要が伸びているのが宅配サービスです。
しかし、宅配サービス業界は急激な需要の増加によって人手が圧倒的に足りない状態になっておりアルバイターを常に募集している状態にあります。
宅配サービスアプリが用意されている場合は簡単に登録することができるのですが、何かを配達する上でバイクを利用する予定がある方、特に126cc以上のバイクを利用して宅配サービスにおけるキャリアーになりたいという人は注意点があるので安易に登録してはいけません。
126cc以上のバイクは業者ナンバーを取得しないで配達するのは違反
簡潔に記載すると「126cc以上のバイクは業者ナンバーを取得しないで配達するのは違反」になってしまいます。
具体的には126cc以上のバイクでの配達は背景が黒で黄色字のプレートか背景が緑で白字のプレートになっている「事業者用ナンバープレート」が必須となります。
この事業者用ナンバープレートを用意していない状態で配達業務を行った場合は登録しているバイクが異なるということで登録が抹消されてしまったり、配達料がもらえなくなったりする危険性があるのです。
業務用ナンバープレートを安易に取得してはいけない
バイクを用いた配達を考えているという人も基本的には125cc以下のバイクを使った配達が推奨されます。
というのも、業務用ナンバープレートを取得してしまったバイクというのは今まで使っていた保険が使えなくなってしまうリスクが存在しているので、業務用ナンバープレートを取得した後に事故を起こしてしまうと保険が下りずに大損してしまう可能性があるからです。
126cc以上のバイクを用いて配達業務に勤しみたいという人は、保険料がどのように変わるのかをチェックした上で対応する必要があります。
業務用ナンバープレートを取得したバイク配達のメリットは多い
126cc以上のバイクをウーバーイーツなどの配達サービスに登録する場合、必要書類が多くなるため最初は面倒に感じてしまうでしょう。
業務用ナンバープレートを用意するのも保険を変えるのもちょっとした手間となってしまうので、面倒に感じてしまう人も多いです。
しかし、126cc以上のバイクで配達が可能な状態になるとこういった手間暇に報われる状態になります。
まず、業務用ナンバープレートを装着しているバイクならば高速道路にも乗ることが可能なのでかなりの遠距離でも対応が可能となるでしょう。
こういった配達サービスは距離が長ければ長いほど報酬がアップすることが多いので、かなりの遠距離でも対応できるようになるとそれだけの賃金が貰えるようになります。
また、自転車とは違い大きな荷物でも簡単に運べるようになることと、自転車配達のように体力が不要でバイクの運転が好きな人にとっては長時間働くことができるというメリットもあるのです。