PCR検査キットバイク便とは?
新型コロナウィルスに感染しているかどうかは、自宅で利用できるPCR検査キットを利用すれば病院に行かなくても分かります。
自宅にPCR検査キットを常備しているという家庭は少なくありませんが、気になる症状が出ているから検査したいけれどキットがないという家庭もあるでしょう。
今すぐにPCR検査キットが欲しいという家庭へ迅速にキットを届けるというサービスを提供しているのが、PCR検査キットバイク便です。
PCR検査キットバイク便は、株式会社サステナブル・プランニングが始めたCheck Stationというサービスで、電話で申し込むとバイク便で当日中に検査キットを自宅まで配達してくれるという便利なサービスです。
一般的な宅配便では、なかなか当日中の配達は難しいのですが、PCR検査キットバイク便なら当日配達便として受け取ることが可能です。
ただし、当日中に受け取るためには申し込む時間は午後15時まででなければいけないという条件が付いています。
PCR検査キットバイク便は、少し前までは東京都23区以内に限定したサービスでした。
しかし現在ではエリアが拡大され、1都3県までサービスを利用することができます。
PCR検査キットバイク便のメリットとデメリット
PCR検査キットバイク便のメリットは、なんといっても今すぐに検査キットが手に入るという点です。
申し込む時間によっては配達は翌日となってしまいますが、早めに注文すれば自宅もしくは会社まで素早く配達してもらうことができます。
ネットで注文した場合、配達されるまでに数日という時間はかかってしまいます。
そのため、今すぐに検査したいという人にとっては間に合わないでしょう。
ただ、ドラッグストアや薬局に足を運んで購入する場合、売り切れや在庫なしの場合には空振りで終わってしまいます。
新型コロナウィルスに感染したかもしれないという症状が出ている時にあちこちで歩くことは、やはり避けたいところではないでしょうか。
そんな時でも、PCR検査キットバイク便なら安心です。
唾液タイプの検査キットという点も、大きなメリットです。
鼻の中に入れる検査では正しく検査できない可能性がありますが、唾液タイプなら素人が検査してもより正確な検査結果を得られるでしょう。
デメリットは、価格です。
これはバイクの定期ルート便の配達ではなく、注文した人のためにバイク便がわざわざ配達してくれるサービスです。
そのため、東京23区内から注文した場合でも、1個では配送料込みでかかる料金は19,800円、5個なら46,000円、10個だと78,000円です。
23区以外では利用料金はさらに高くなり、1個の注文でも94,800円がかかり、5個だと12万円、10個だと151,000円がかかってしまいます。
緊急時以外の時には、利用するのがためらってしまいそうな価格設定なのです。