高騰するガソリン、その理由は?
近年、ガソリン価格の値上げが続いています。
これは日本だけでなく世界中に共通する問題で、アメリカのカリフォルニア州においては7年間もガソリン価格が上昇し続けているほどです。
このガソリン高騰にはいくつかの理由があり、1つ目は新型コロナの回復期における規制緩和です。
世界経済が回復する上では原油のニーズが一気に高まり、原油の価格が高騰してしまいました。
2つ目の理由は、OPECによって原油の追加増産が見送られたことがあります。
2021年10月に決定されたこの見送りにより、増えるニーズに対して供給が追い付かない状況が確約されてしまったのです。
3つ目の理由は円安で、日本で消費されているガソリンは海外からの輸入に頼っています。
同じドル価格でも円安によって円での価格は高くなるため、結果的に私たちが支払うガソリンの価格は高くなっています。
ガソリンが安いところを探すための工夫
ガソリンの価格は、現在まだ天井高だとは考えられていません。
石油の供給量が増えないだけでなく、世界中からのニーズは高まり続けていますし、寒い季節が来れば暖房にさらに多くの石油が必要となります。
そのため、これから冬にかけて石油の高騰にはさらに拍車がかかり、ガソリンの価格にも影響が続くと考える人は多いです。
ガソリンを少しでも安く入れるためには、いくつかの工夫ができます。
1つ目の工夫は、アプリを活用してガソリンが安いガソリンスタンドを探すというものです。
例えばガソリン価格を比較してくれるGogo.gsというアプリでは、マップ上にガソリンスタンドの位置と単価が表示されます。
これを元に、足を運べる範囲で少しでも安く給油できるスタンドを探しましょう。
2つ目の工夫は、ディスカウントしてもらえるクーポンを利用するという方法です。
多くのガソリンスタンドでは、会員になると会員価格で給油できる特典がついていたり、割引クーポンを利用できることもあります。
近年では、ガソリンスタンドとLINEでお友達になると、割引してもらえるというサービスを提供している所もあります。
もともと単価が安いガソリンスタンドで、さらに割引クーポンを使えば給油にかかる費用を限りなく安く抑えられます。
3つ目の方法は、カード払いをするという方法です。
ガソリンスタンドによっては、現金での支払いとカードでの支払いとで単価が変わるところがあります。
その場合には、安く購入できる方法を選びましょう。
もしも単価が同じなら、カード払いに巣れうことで、カード利用によるポイントをゲットできます。
また、ガソリンスタンド系列のクレジットカードなら、カード払いをするとさらに単価が安くなる特典がついていることもあります。
よくチェックして、安く入れられる方法を併用したいものです。