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バイクの駐車場が足りない

バイクの路上駐車はなかなかなくならない

バイクを停められる駐車場は、通達があったためか、ここ数年で増えています。
しかし、現状としてバイクの路上駐車が減っていません。

ライダーとしては、お金を払って駐車場に停めるのはちょっともったいないかなと思うのでしょう。
たとえば、買い物をするほんの15分くらいならば、ちょっとだけ停めさせてほしいということです。
もしも、通達のように「バイクを駐車場に停めなくてはいけない」という規定から外すのであれば、駐車可能な場所が不便なところだと、ライダーにとっては意味がありません。
ライダーにとっても、有益な場所にそうした規制の緩和を、反映してほしいものです。

第1回目の駐車場規制緩和の通達の内容

第1回目の通達内容を3つご紹介します。
一つ目はバイクの駐車場を増やそうということです。

二つ目はバイクに限っては、路上駐車が可能という場所を今後、増やす予定ということです。
三つ目は、事情によって、バイクの路駐ができない場所もあるので、そこは今までと同じように取り締まるということになります。

第2回目の駐車場規制緩和の通達の内容はどのように変わったか

第2回目も3つの項目がありました。
一つ目は、歩行者が多い市区町村や、条例を守ってバイクの放置駐車違反をなくそうとしている地域の他、バイクが違法に駐車することで障害のある人や高齢の人が困っていたり、地域の人が迷惑していたりする地域は、バイクの路駐を取りしまって良いということです。
悪質性や危険性の他に迷惑性も考えられるからでしょう。

二つ目は駐車監視員がいて、バイクの駐車違反を厳しく巡回する地域の場合は「駐車監視員活動のマニュアル」に、バイクに関する項目を付け加えて公表するということです。
そして、地元の人たちの意見を入れて、年に1回は見直すということになっています。

三つ目は交通指導部門に指導してもらい、バイク可能の駐車場を整備し、バイクを停めても良い場所を増やすということです。
つまり、バイクの駐車に関しての広い理解を求めているということになります。

世の中は、バイク好きな人や理解のある人ばかりではありませんが、皆がわかりやすい法律を作って、ある程度の駐車を大目に見てほしいということでしょう。
こういった周囲の目を意識した処置を、いれたのが第2回目の通達です。

良いと思って停めると駐禁ステッカーを貼られることがある

もしも、ライダーが自己判断で停めても良いだろうと思って路駐をしてしまうと、警察官や駐車監視員の判断によっては、駐禁ステッカーを貼る場合もあります。
「悪質性がない、危険性がない、迷惑ではない場所」というのは、個々の判断になるので、ズレが生じるのは仕方がないことです。
ここで、明確な基準を示してもらえないと、トラブルになるかもしれません。
具体的なわかりやすい基準を設けてほしいものです。