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速度違反取り締まりには注意

車の通りが少ない道路や夜間はついつい速度が出てしまう

車や人の通りが少ない場所や夜間に車やバイクを運転しているという人はついつい速度を出してしまうことがあります。
しかし、法定速度を無視したスピードで走っているとその姿を捉えられて出頭命令が下されることがあるのです。

そのための装置がオービスとなります。
しかし、このオービスは自動車専用の速度違反取り締まり装置であるという声も出ており、バイクではほとんど機能していないのではという指摘があるのです。
はたしてこの指摘は本当なのでしょうか。

オービスではバイクの取り締まりは不可能

結論を記載すると、今現在普及しているオービスではバイクのスピード違反の取り締まりはほぼ不可能です。
一般的なオービスは「超過速度を取り締まるために正面からスピードオーバーの車やバイクを撮影する機材」であり、後にも前にもナンバープレートがついている車が取り締まりの対象となっています。
逆に、後にしかナンバープレートがないバイクはここで撮影されている画像が決定的な証拠にならないので取り締まることができないのです。

ナンバープレートや乗っている人が明確にわかれば問題なく取り締まることができるのですが、ナンバープレートが後ろにありフルフェイスで顔がよくわからない写真では決定的な証拠になりません。
仮に特定できたとしてもライダー側が否定した場合は証拠取りに苦戦することになり手間暇がかかります。

そもそもオービスでの取り締まりは少ないの?

オービスではバイクの取り締まりが難しいと言うことがわかりましたが、そもそも速度超過による逮捕はオービスがどれだけの割合を占めているのでしょうか。
2019年の速度取り締まりがどうなっているのかを見てみると全体が約114万件もあるのに対してオービス全体では5万件を下回っているという情報があります。
要するに、オービスを使っての速度超過による取り締まりは5%以下ということです。
そもそも、警察側の呼び出しがあったとしても無視する人もいますし、出頭しない人もいるので逮捕者が出にくいのかもしれません。

ただし、警察を怒らせたらアウト

このようにオービスにバイクは引っかからないためオービスの前を何度も法定速度を遙かにオーバーしたスピードで通り続けると、警察が本気になります。
速度違反を繰り返すと警察に徹底マークをされるようになり、警察側の威信を護るために逮捕される確率が急激に増加するのです。
警察側もある意味メンツ商売的なところがありますから、そのメンツが傷付けられるような行動を見過ごすことはありえないのです。
やり過ぎると見せしめで逮捕されるということをしっかりと認識しておきましょう。