全国各地で「バイク便」の存在を聞く様になりました。
バイク便とは、その名のとおり「バイクで荷物や書類を運ぶ」と言うサービスのこと。
「それなら宅配便があるじゃないか」と思われがちですが、宅配便と決定的に異なるのは「バイク便は、その日のうちに物を届けることができる」と言う点です。
郵便や宅配だと、最低でも1日は必ずかかってしまいます。
郵便だと「速達」と言う手もありますが、これも例え市内であっても、その日のうちに届くとは限りません。
でも、バイク便はその日のうちに届くことが原則です。
バイク便が多い大都市
バイク便が多いのは、東京や大阪などの大都市だと言われています。
なぜ東京や大阪にバイク便が多いのか?と言うと、大都市は交通量が多く、渋滞が多いからなのだそう。
車だと、狭い路地裏などを走ることが難しいですが、バイクではどんな道も走ることができますよね。
つまり、大きな道路が渋滞していたとしても、別の道を確保して走ることができるのがバイクなのです。
だからこそ、「バイク便」というサービスが確立された訳です。
ここで、バイク便がどんな時に使われるかについてお話してみましょう。
バイク便は、主に企業と企業で交わす書類のやりとりに利用されることが多いです。
広告を作る場合の資料や原稿を運ぶ時にも、バイク便は積極的に使われているとか。
「そんな文書や資料は、データ化してパソコンで送れば良いじゃない」と思う人がいるかもしれませんが、企業間でやりとりするものの中には、データ化することができないものもあるのです。
パソコンの時代になっても、やはり最低限のものは紙を使ってやりとりをする必要がありますので、その様な文書をしっかりやりとりしたいという企業が、バイク便を使用しているのですね。
バイク便の申し込み方
注文はインターネットでの受注が多く、多くのバイク便業者がインターネットでの申し込みを受けているとか。
配送にかかる時間は業者によりますが、23区内であれば2時間から4時間程度で運んでくれるところが多い様ですね。
都会の交通事情にマッチしていること、配達時間が短いことなどから、バイク便の利用は今後も増加していくことが予想されます。
配達が早い分コストは高めですが、それでも「その日中に届けたいものを届けてくれる」と言う点は大きなメリット。
特に、「仕事が忙しくて、直前まで仕事がしたい」と言う人にとって、バイク便はとても便利なものとなるのではないでしょうか。
この点に魅力を感じる人が多いからこそ、バイク便の人気は高まっているのでしょう。