バイク便のドライバーになる方法
都内など自動車では渋滞のためなかなか移動がしづらい場所では、機動力の高いバイク便が個人法人問わず多く利用されています。
バイク便や自転車便のニーズはかなり高いので現在もかなり多くの業者がドライバーとして勤務をする人を募集しています。
ちなみにバイク便は小規模運送事業として扱われており、その運営には貨物自動車運送事業法という法律に従わなくてはいけないこととなっています。
個人で仕事をとることもできますが、ほとんどのドライバーはまず業者に登録をすることで仕事を回してもらうような形で配送をしているようです。
全く運送業が未経験の人であってもバイクの免許を取得していればバイク便のドライバーとして求人に応募することが可能なので、好きなバイクを使った仕事をしたいという人は有名なバイク便業者にまず登録をしてみることがおすすめになります。
バイク便の場合自分のバイクを使うこともできますし、バイクの貸出を受けることもできるので好きな方を選ぶとよいでしょう。
バイク便の場合配送する荷物は大きなものではなく手紙やデータメディアくらいのサイズであることがほとんどなので荷物を積めるケースやキャリアがついていなくても大抵大丈夫です。
歩合制でどんどん稼いでいくことも可能
バイク便という運送方法は少々特殊で、一般の運送業者のようにドライバー同士がエリア担当を決めて連携しながら配送をするという方法はあまり取られていません。
というのもバイク便という方法自体が時間的に余裕がなかったりどうしても直接渡さないといけないものがあるときに使用をされるので、依頼が来たらすぐに出発というようなケースがほとんどだからです。
そのため多くのバイク便では登録をしているドライバーに直接連絡をして受け取り場所と届け先を指定して移動をしてもらうことになります。
ほとんどのバイク便業者はドライバーに対して業務請負委託契約を結ぶ形をとっており、届けた件数によって歩合制で支払い金額を決めていきます。
バイク便ドライバーは預かった品物をいかに早く安全に届けることができるかというところで信頼を高めていくことになるので、配送に慣れていくことで稼ぐ金額をどんどん上げていけます。
バイク便業者の中には歩合制ではなく通常のアルバイトなどのように時間を決めて時給で給与を決めているところもあるので、どちらの方が自分に向いているかということを考えて応募先を決めていくようにしましょう。
バイク便の仕事を長く続けるためにコツ
歩合制で仕事をする場合ドライバーの腕前次第でかなり高い金額を受け取ることも可能ですが、反対に思うように配送をすることができないと時間ばかりかかって給与を高めることができません。
バイク便のドライバーをしていくにおいて最も重要なことは何よりも「事故を起こさないこと」と、「早く通行できる道を自分で覚える」ということです。
この二つは簡単なようで案外難しく、バイクが好きでドライバーに応募をしたけれどもあっというまにやめてしまったという人も数多くいるのが現状です。
長くバイク便ドライバーを続けていくためには自分自身でモチベーションを維持していくという気持のコントロールも重要になってきています。
最初は道順を覚えるのが大変でも長く続けていくことにより慣れでスピードを上げることができるようになるはずです。
早期に仕事を辞めてしまうとその能力を身につけることができないので、ただ辛い思いだけをしてそれを生かせないまま退職ということになってしまいます。
仕事を始めたばかりの時には「自分には向いていないのではないか」「これで食べていくのは無理なんじゃないか」と思ってしまうこともありますが、それを忍耐力で乗り切ることで新しい可能性を見つけることができるはずです。